昨日は中1に期末テストに向けた英語の演習プリントを解いてもらいました。実は、4月初旬にすでに期末テストの範囲を終了していたので同じものを解いてもらっていましたが、その時から比べてかなり点数が伸びていました。ピリオドや文頭の大文字のミスが無ければ満点をとれた人も多くいました。

数学も同様で、4月初旬で正負の数の四則計算を習い終えていましたが、正確に解ける人は少なく、この1か月間はずっと演習と添削の繰り返しでした。私は、毎年同じ手法で生徒たちの計算力を仕上げていくので「いつか必ずできるようになる」と信じていたのですが、本人たちにとっては出口の見えないトンネルに入っているような心境だったようで、私はとにかく彼らを励まし続けました。

それが、連休明けから正負の数の四則計算の正答率が格段に上がり、最近ではほぼ満点をとれるようになりました。あきらめないで努力すれば、確実に学力を上げることができるという成功体験を得ることができたのではないでしょうか。まだ課題が残る生徒もいますが、この2週間で仕上げていきます。

何か技術を身に着けるときには、頭ではわかっていても正確に作業を進めることができずに苦しむ時期があるものです。子どもたちにとっては、学習だけではなく日常生活におけるすべてがこのような状態です。私たち大人もそのような時期を経て今は普通に生活しているのですが、ともすればその頃のことを忘れてしまい、子どもたちの結果にばかり焦点を当ててしまっていないかと自問自答しています。

大人の世界は、結果をクローズアップされ他人との比較にさらされます。成長過程の子どもたちも学校や塾では「成績」が出ますので、どうしても結果や他人との比較にさらされます。しかし、子どもに結果や比較の視点だけで評価・判断することは子どもにとっては酷だと思います。社会の荒波を自立して歩んでいくための土台には自信が必要であり、その自信の要素には「愛情」が不可欠だからです。だからこそ、せめて私は子どもたちの成長に対して喜びを感じ、共有できるような指導者でいたいと思いました。